デジ庁CCメール
しくじり
ニュースになったデジタル庁におけるメール誤送信。配信対象先を隠しBCCで送ろうとしたところCCで全員のメールアドレスが見えるかたちでババーッと送信しちゃった件。約400人分のメールアドレスであったとか。アナログ庁とか揶揄されている書き込みも見かけましたが、人がタイプしているわけなのでどの企業でも誰でも起こりうる話しですね。
前提の設定
デジ庁といえども一般企業レベルのリスク管理体制であったのだろうか。あまりにも多くの人数に送信をする場合は自動チェックがされるようなメールシステムくらい作れるはずだけどなぁ。そういえば、みずほ銀行の連続システム障害はバックアップ機能が当然あるのに失敗したのは人の操作が関わっていた。ハードディスクの劣化だけではなく人が期待するコマンド操作をしなかったことも原因のひとつで発表されていました。正しい操作が前提というのはちょっと怖いな、怖いな。大きな組織なので当然ワークフローをチェックするコンサルティング業者とか監査役だとか入っているもんだと思うけど、そうでもなさそう。
人が正しい操作をすることが前提だと、いつまでたってもリスクが減らないですね。むしろIT技術で人がやることを助けてあげないと。人が便利さや安心感を得ることがDX化の目的だと思うのです。