ネーミングで自爆
385000円という安いわけではないマーケティング講座での失言がニュースになってますね。やらかしたのが大衆向け飲食店の常務なのでネタになりやすいですしね。
早稲田大学のマーケティング講座。お題はデジタル時代のマーケティグ。中身は有料だけあって良質なんだろうとは勝手に思います。さて私も大好き牛丼の吉野家。その常務さんが講師をされ(→すでに速攻で会社も大学も契約解除されちゃった)、若い女性顧客層を獲得するための戦略を語ったわけ。でも、その戦略ネーミングが適切ではないと。「生娘をシャブ漬け戦略」だとか。その場の雰囲気やら人柄とかは付帯されないでネーミングだけがとっ捕まった。でもこの講師をされた方は業界でも知られたマーケティング達人みたいですね。染まってしまう前に囲い込みをするという顧客獲得の考えはマーケティングとかセールスではごく普通に浮かぶもの。そしてリピートになるような魅力、印象を与えることになる。
実績×地位×高揚…そんな要素が組み合わさるとついつい調子がでて一線を越えちゃったりするもんです。生徒の前で高揚しちゃって心のアクセルべた踏みしちゃったのでは。厄介なのはその人自身が潜在的に思っていることが抑制されずに飛び出しちゃうこと。酒に酔うと本音が出るみたいな。
いやいや、もしかしたら普段から仕込んでいたネーミングかも。なんとか作戦、なんとか攻撃とか強いネーミングは存在はする。ん〜、吉野家とは別企業のアドバイザー職も秒殺されちゃったみたいだから、予定してたんならセンスないなぁ。勢い余って脱線しちゃったんだろうなぁ。
しくじり先生にご出演願いたい