トランスフォーメーションAX BX CX DX
アフターコロナの世界ではデジタル×グローバルは止まらないよ、と経営共創基盤 冨山和彦氏はおっしゃる。そのデジタルにおいて聞こえてくる暗号みたいなアルファベッド。AX,BX,CX,DXである。誰がつくったワードで、何のコト言ってるのだろう? 電通さんのページやら他社のページなどを参照させていただいた。まだ定着してない感じもするし、先頭を走っている企業を勉強しないとまだわからないなぁ。
バズワード: なんかそれっぽい表現のことを指すコトバ、ワードのこと
AX:Advertising Transformation
アドバタイジング・トランスフォーメーション
メディアとコンテンツの価値の最大化を求めること。進歩するテクノロジーを使って広告の反応や効果がさらにわかるようにすることらしい。広告効果があることが明確にわかるようになれば制作にかかる費用、時間などの負担や無駄も抑えられる。ここでいうテクノロジーとはデジタル化された環境をフル活用して、例えば今までのデータ、今まで使うことがなかったデータをAI解析にかけたりする印象がするなぁ。
アナログトランスフォーメーションと説明する記事もあったりするのだが、そのうち何らかの定義に着地するでしょうね。
BX:Business Transformation
ビジネス・トランスフォーメーション
直訳すると業務改革になる。それだけだとお値段ピンキリの基幹システムを導入して効率アップを狙うみたいな話しと変わらなくなって、DX(デジタルトランスフォーメーション)との違いがわからなくなってしまう。ここでいうBXはそれらDXのカタチであるシステム導入は前提であって、その上で、仮に事業チェンジに迫られた時でも企業が耐えうる状態でいられることを意味する感じ。クルマもガソリンからエレキに変わることが規定路線。タバコもペーパーからエレキに移行しつつある。既存事業があるうちに新規事業に資源を戦略的に投入することがこのBXに近いみたい。
CX:Corporate Transformation
コーポレート・トランスフォーメーション
これも直訳すると企業改革になる。ラフに言えばカイシャを再点検して変えてゆくこと。この改革にはSDGs(ざっくり言うと持続化可能な開発目標)とか社員のエンゲージメント(ざっくり言うと関係性かな)とかダイバーシティ(ざっくり言うと多様性かな)なんかが関係してくる。そのままの体制と人材では変わるに変われないとしたら、カイシャの改革なので経営層の勇退も迫られるかもしれない。冨山和彦氏はこれからの日本に必要なコトとしてCXを掲げてメデイアにも多く登場されておられる。
DX:Digital Transformation
デジタル・トランスフォーメーション
だいぶ前から飛び出してきたワード。イノベーション(改革)が起きる時は新しいワードが生まれるという。日本の経済産業省が勉強会を始めたのが2018年あたりなので最近かと思えば、初期段階では2004年くらいなのでこのワードの年齢は成人レベル。会議をZOOMにしたらDX、店舗をオンラインショップにしたらDXみたいな広域の表現になった印象があるなぁ。DX化をするための基盤としてICT、クラウドなどの技術も一緒に登場する。
定義はまだ固まっていない感じもするけど、考えるきっかけになる面白いワードです。もう少し勉強。