GEも東芝も会社分割
経営判断
大企業の経営判断。GEと東芝が事業別に分社化を行う。日米で似たようなタイミングというのが面白いですね。総合・複合・コングロマリットそして解体・集中。いろいろなワードで表現されています。
米国GEの分割
ヘルスケア、航空、エネルギーの3分野での優良企業を目指すとのこと。シナジー効果が薄いことや時価総額と各事業価値の合計が合わないことなどが背景にあるよう。
東芝の再生
東芝の場合は2015年の不正会計で自爆した背景がある。あちこちの事業で不正会計しちゃって社内カンパニーを分社化したのが2017年。株価は日銀が買ってくれていたので深刻な下落はしなかったけど、経営改善をさらにしなければならない状態。今度はインフラ事業とデバイス事業を分離させて独立企業にする作戦となった。半導体メモリ事業を先にキオクシアとして分離させた後の総売上高3兆円をさらに分けるわけですね。
副業がOKになったと知人から聞きましたけど本業も頑張ってください
何としても生き残るための策。この2社の動向。経営や組織の勉強になるのだろうと思う。