わきあいあい
仕事の姿勢
独立起業終に度々お声いただけるのが転職のお誘い。ある企業さまでは実力成果主義でも社内はアットホーム、「わきあいあい」ですと。結論はお断りさせていただいた。
和気藹藹
自分じゃ書けないけど漢字だとこう。藹やか=おだやか、藹ん=さかん。心や気が通じあうポジティブな雰囲気を表現するワードである。だが入った会社、職場において「わきあいあい」になれない人には苦痛でしかない。人付き合いも能力の一つとは思うが我慢して自分を変えようとしてもダメなことはある。気の合う仲間になれないなら辞めてもらえば良いってのはクールな提案ではあるけど、幸運にも別の人が見つかるか、我慢してくれる人が見つからない限り解決しない。
経営層や事業責任者が見誤っていることもある。現場スタッフが実は闇を抱えていたとしても部門長が一生懸命に演じている結果、見栄え良くなっていることもある。部門長の社内営業スキルがあると上層部が「現場の雰囲気が良い」と誤診しかねない。
でもリモートワークにシフトしてゆく環境下では新たな社風づくり、組織づくりの事例が生まれるはず。「わきあいあい」の進化型ってどんなものだろうか? 少し気にしてみよう。
会社選びは10年後も生存していられる事業であるか、社員へのリターンがわかるカタチであるのか、そちらの方が判断材料になりますけどね