ブルーオーシャンでも魚がいない
どこ狙い?
アイデア先行型で自社製品を開発された、あるクライアントさんとの商談。確かに世の中の役にたつ製品で日本だけではなく海外にもニーズがあるかもしれない。クライアントさんもブルーオーシャンだと思って製品開発をされたそう。
ご説明を伺っていると競合他社はまだ目立ったところは存在していないようでマーケットはブルーオーシャンのように見える。しかしながら会話を重ねていると、実は魚がまだいないか、いてもかなり少ないマーケットであることに気づいた。
魚がいなければ自分達で育てられるか?
魚がいなければ他から連れてこれるか?
無理ではないが ちょっと時間がかかりそう。農耕型のビジネスになる。利益面と販促面のコストをざっと計算してみるとそれも合わない恐れあり。むむむ、これはちょっと事業を分解してみる必要があるようです。
もうクライアントさんは製品を作って在庫も抱えているようなので、何か別のアイデア製品と組み合わせをした方が早いかもしれない。「買う」理由を5つくらい設定したい。早速考えてみよう。