不正決済。他人事ではなかった(4)
自社ネットショップで購入された商品が不正クレジットカード決済だった。サイト管理会社 BASEさんからの連絡メールで判明。うぬぬ、該当6件中3件が、出荷処理してしまい決済完了。売上総額は約20万円ほど。正直、この規模の段階で分かったのは助かった。見逃していたら計算上の損害は x2倍になっていた。
売上済み注文 3件。
▼幸運にも3件中、2件 商品奪還。
▼残る1件は、日本人名を語る中国人が逆ギレ。
残る1件も ゆうパックでの商品発送だったので日本郵便さんに配達いただいた住所への引き取りを依頼。費用はこちらもち、着払いで依頼。注文者には事前に「不正決済の疑いがあるとショッピングサイト管理会社から連絡があったための回収」であることをメールで通知。不正する相手なので当然、注文データにあった電話番号は不通でした。ん〜、事前に確認してから発送する考えはなかったなぁ。。(現実問題として、1件1 件に発送前の電話確認はしないと思う)
▼郵便局員にも威嚇
▼日本人名を語るアジア人が逆ギレ
最初に配達してくれた局員さんが再び回収に向かっていただくことに。珍しく不正決済に関わった人物が発送先住所に居住しているのだが、結果はNG。日本人名を語る中国人らしきアジア人が「何のことが分からない」ということで逆ギレで怒り始め威嚇してきたそう。さすがに身の危険を感じた配達員さんも撤収。その日中に回収できなかった旨のご報告を私までいただいたことには大変感謝いたします。これ以上、回収を試みると違う事件・事故になりかねないので、BASEさんからの指示通り、警察に被害届を出すことに決定。
警察側とやることは、私の被害届を認定してもらうこと、損害請求を注文者にするため情婦開示請求をBASEさんにすること、これらを詰めることになる。時間かかるだろうな…犯行側が有利な状況であることも改めて認識しました。
もともとの決まりで クレジット会社もBASEさんも被害補償はしてくれないルール。この事故においては店舗側の売上は取り消され、現品も戻りませんので、原価+配送費の実損害が発生します。サポートセンターからは被害にあわれたのは心苦しいですが、奪還したいなら警察か弁護士さんにご相談下さいね。。。というメールが届きます。これはどこのショッピングサイトを利用していたとしても同じでしょう。手軽さの反面にあるリスクですね(泣)。またこれもルールで、どこのクレジットカード会社を使ったのかも知ることはできません。知るには前段で記載の通り、警察経由で情報開示請求をショッピングサイト運営会社側にすることになります。
利用されやすい背景がある? ECサービスは便利な反面(この事故があってもまだ利用させていただきます)、どうも結果的にBASEさんでは不正決済の事故が多いようだとの記事をセキュリティサービスをしている企業のウェブサイトで見ました。あくまで検索結果ではありますが。ただ不正決済はどのサービスでも起こる可能性がある。他の店舗オーナーさまが同様の被害に遭われないことを望みます。ちなみに不正被害にあった時の補償が受けれる有償サービスがBASEさんのオプションで存在しますが、ウェブやSNSでの調べでは月商100万円以上でも審査落ちする事例が結局のところ多いようです。なお私も速攻で審査落ちしました。
さて警察に事前連絡はした。一連の状況を説明するための資料作成をしよう。こうしている間に犯行グループ側は私の商品は転売しているだろうなぁ…【続く】
【後日談】この3つめの商品も自力で奪還できました